【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「なんで、そこまで……」
家だってお隣さんで。
毎朝一番に顔を合わせてるのに。
「卒業するまでまだ時間があるなんて俺は思ってないから」
蓮くんの瞳と目が合って、私の鼓動は高鳴っていく。
「だから、少しでもお前のそばにいたいんだよね」
そんなこと言うなんて、ズルい……。
「困らせた?」
「違……っ、困ってるわけじゃ、ないよ……」
「あれ?困んないの?残念」
「へ?」
意味がわからずに瞬きを繰り返していると、