【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
ドキドキして、体温がぐんって上がる。
蓮くんを起こす時だって、本当は見惚れている自分がいて。
そんな気持ちになるなんて、自分でも戸惑うくらい。
だけど、蓮くんにだけ感じるこの気持ちを自覚しちゃったら……。
きっと未来の私は、ウェディングドレスを着たまま逃げ出してしまいたくなるから。
そんなこと絶対言えないけど……。
でも、もし私がそう言ったら蓮くんはどんな顔をするのかな?
……まさか。
明日から私の日常が変わろうとしているなんて、この時は知る由もなかった。