【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
陽に透けたミルクティーベージュの髪はサラサラ。
陶器のように白い肌も見てるだけですべすべなのがわかっちゃう。
すーすー寝息をたてる寝顔さえ絵になるなんて。
思わず見惚れちゃいそうになる。
だけど、油断は禁物……。
だって、蓮くんは寝たフリだってお手のもの。
これまで何度引っかかったかわからない。
「蓮くん……?」
あれ?
昨日は何度か名前を呼んで、顔を覗き込んだタイミングで起きてくれたんだけどな。
あまりにも近距離すぎて、私が驚いちゃったんだけど……。
でも今日は揺さぶらないと起きないのかな?
そう思った直後だった。