【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
*危険な溺愛宣言*
太陽の光が射し込んできて、朝だって感じる。
肌寒い朝はお布団が恋しい。
それにまだ眠い……。
「アラーム鳴ってるけど起きなくていいの?」
「んぅ……」
いつもビシバシしてる若さんの声が、どこか柔らかく聞こえてきた。
「若さん……あと5分……」
「ぷ。誰と間違ってんの?」
さっきよりも近い距離で聞こえた声に、まどろみから静かに目を覚ました。