【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「へ……、ん?」
うっすらと目を開ければ、蓮くんのミルクティー色の髪が私へ降り注いでいる。
「おはよ、花嫁さん」
「……ぎゃっ!! れ……っ、蓮くん!? なんでここに!?」
嘘でしょ……?
だって、ベットに横たわる私の上に蓮くんが覆いかぶさってるんだもん。
寝起き顔でさえ整ってるなんて、本当に女子が言うように心臓に負担がかかる。
「なんでって。お前がここで寝てたんだろ?」
え……。
って言われても、記憶にございません……。
パチパチと瞬きを繰り返して、完全に目が覚める。