【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「ごめん……ね? いつも世話役の若さんが起こしてくれてたから……」
「だったら、二度と間違わせないように教えこんどくか」
「……お、教えるって何を? って、大変! こうしちゃいられないのに!」
私はベットから飛び出ると、自分の荷物を漁った。
「花嫁修業のノートは……あった!」
「俺の花嫁は人の話を聞かないってわけね」
枕の上で肘をつく蓮くんがボソッと何か言った気がするけど、私は焦っていてそれどころじゃない。