【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
「歌鈴に見下ろされんのも好きだよ?」
「好きって、見下ろしたことないもん……っ」
「じゃあ今から試してみる?」
「するわけないでしょ……!」
体温がぐんっと上昇する私は、どうかしてるかもしれない。
だって、相手はずっと一緒にいる幼なじみ。
なのに動揺したり、ドキドキしたり、心臓はずっと忙しい。
それもこれも、ぜんぶ蓮くんのせいだよ。
幼なじみの蓮くんの様子がやっぱりおかしいからだ。
今までと明らかに違うんだもん。
中学まではこんなことはなかったし、それに……。
「スカート短いんじゃない?」
ベットから出てきた蓮くんの視線が、私の太ももへとスライドする。