【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
インスタントのカフェオレをいれようとしていたら、その間に焦げてしまった。
そもそもセットした時間が長かったのが原因だった。
トーストもまともに焼けないなんて、これには蓮くんだって呆れるよね。
「ごめんね? 明日リベンジするから……だから、それは食べなくてい……」
「この辺あんま焦げてねぇし、食べるよ」
蓮くんはおもむろにジャムの瓶を手に取った。
「で、でも、苺ジャムつけてもきっと焦げた味がするかもしれないし……」
「歌鈴は俺のためにしようとしてくれたんでしょ?」