【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
二乃ちゃんにだけは隠し通せそうにもなかったから、同居することになったってことは話していた。
「血圧上がるの通り越して痙攣するレベルだよ……」
この前の朝の出来事を一通り話し終えた私は、席に着いてどっと溜め息をついた。
「あんらやだっ! 純情な顔してもういかがわしいことしちゃったの?」
近所のおばちゃんみたいに口に手を当てて大袈裟にジェスチャーしてくる。