【完】花嫁修業のため、幼なじみと極甘♡同居が始まります
……え?
なんでそんなことまで知ってるの?
たまたまかもしれないけど、この前は私の名前を知ってたことに驚いた。
でも、今回は偶然ってわけじゃないんじゃないかって思う。
「私の名前もそうですけど、なんで知ってるんですか……?」
「なんでだと思う?」
まさかの質問返し……。
机に手をついた理人先輩が、端正な顔をずいっと近づけてきた。
妖しく目を細めた理人先輩に、女子の悲鳴が駆け巡る。
……が、その時。