後輩×先輩



「おい陽菜、雪!行くぞ!」


と。気付けば皆は私たちよりかなり前を歩いていた

あっ、いつの間にそんな前に・・・!


「ほら、陽菜ちゃん行くよ」

と、三浦先輩もそんなことを言っていて

だ、誰とせいだと・・・!


ふん、と鼻を鳴らしながらお兄ちゃんたちに追いつくように足を進め

鼻を鳴らした私に三浦先輩はまだ笑っていたのは言うまでもない・・・




< 114 / 204 >

この作品をシェア

pagetop