後輩×先輩



そう言って三浦先輩を見上げると、「うん、ちゃんと聞くよ」と言ってくれて

勇気を振り絞って口を開く


「ま、前に空き教室で告白してくれたとき、ちゃんと応えられなくてごめんなさい・・・

っ・・・本当は、京都に行って欲しくなかったです」


今日で暫くお別れだと改めて実感し、まだ話している途中なのにポロポロと涙が溢れてくる




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