後輩×先輩



─────一方、誘いを断った雪のほうでは


「明日、遂に陽菜がこっちに来るのか」


と、愛しい彼女の名前を上げながら、嬉しそうに微笑んだ

雪には高校時代からとにかく愛しい彼女がいる


雪が卒業してからもこまめに連絡を取り合い、2年経ち、明日、遂にその彼女が京都に越してくるそうだ



その時






「───────雪くん!」






< 201 / 204 >

この作品をシェア

pagetop