君と海で星を見よう
「ゆまちゃんー!お疲れぇいどしたの笑」
「先輩きいてくださいよぉぉ!…酒くさ!」
「もうだいぶ飲まされとるもん笑んで元彼は?」
「あいつとバーで飲んでたんですけど潰れて、介抱してたらホテル連れ込まれました」
「まぁじ!?え、んでどうしたの」
「ずっと吐いてるからほっといたら襲ってきたから腹蹴って出てきました」
「やるねぇ笑まあそんな事もあるさ笑」
そう言うと、いつの間に持っていたのか分からないテキーラショットを渡してきた。
来て早々に容赦ないなこの人は…。
そう思いつつも、決して美味しくはないテキーラを一気に飲み干した。
私は今日、3年前に別れた元彼の良太と会う約束をしていた。きっかけは些細なこと。SNSを見ていたら良太のアカウントを見つけて、何気なくフォローをしたら向こうから飲みの誘いがあった。
別れた理由もよく分からないまま疎遠になっていたけど、未練も別になかったので軽い気持ちで誘いを承諾して飲みに行った。
が、まあ元彼からしたら、いいヤリモク女が寄ってきた。くらいだったのだろう。
昔から男運なんてなかったし、期待なんかしてなかったけど。
「先輩きいてくださいよぉぉ!…酒くさ!」
「もうだいぶ飲まされとるもん笑んで元彼は?」
「あいつとバーで飲んでたんですけど潰れて、介抱してたらホテル連れ込まれました」
「まぁじ!?え、んでどうしたの」
「ずっと吐いてるからほっといたら襲ってきたから腹蹴って出てきました」
「やるねぇ笑まあそんな事もあるさ笑」
そう言うと、いつの間に持っていたのか分からないテキーラショットを渡してきた。
来て早々に容赦ないなこの人は…。
そう思いつつも、決して美味しくはないテキーラを一気に飲み干した。
私は今日、3年前に別れた元彼の良太と会う約束をしていた。きっかけは些細なこと。SNSを見ていたら良太のアカウントを見つけて、何気なくフォローをしたら向こうから飲みの誘いがあった。
別れた理由もよく分からないまま疎遠になっていたけど、未練も別になかったので軽い気持ちで誘いを承諾して飲みに行った。
が、まあ元彼からしたら、いいヤリモク女が寄ってきた。くらいだったのだろう。
昔から男運なんてなかったし、期待なんかしてなかったけど。