恋愛(純愛)
完
真森アルマ/著
- 作品番号
- 1618108
- 最終更新
- 2023/09/08
- 総文字数
- 887,170
- ページ数
- 471ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 95,984
- いいね数
- 55
私が初めて恋をしたのは、
いずれ別れなければならない夫だった……
18歳になったばかりの私は、
突然、8歳年上の彼と結婚することになった
白戸 安寿
(16歳ー22歳)
清華美術大学付属高校 高校生
清華美術大学 大学生
×
岸 航志朗
(24歳ー30歳)
ベンチャーキャピタリスト
シンガポール在住
「安寿、俺はいちおう君の夫なんだから、本当のことを言えよ。君が本当のことを言わないと、俺は君の本当の気持ちがわからないだろう?」
私たちは愛し合って結婚したわけじゃない
そして、この結婚には期限付きの「契約」がある
海外で忙しく仕事をしている彼とは、一時帰国するつかのまの時間しか一緒にいられない
それでも私の心はとめどなく彼に惹かれていく
いつしか私は心の底から彼を愛するようになった
そして、私は知った
彼もまた子どもの頃からずっと孤独を抱えていたことを
私は愛する彼を守る
私の持てる「美しい力」のすべてを彼に捧げて
そして、今、ここで、私の本当の想いを伝える
「あなたを心から愛している」と
2022.3.21 START
2022.12.31 END
いずれ別れなければならない夫だった……
18歳になったばかりの私は、
突然、8歳年上の彼と結婚することになった
白戸 安寿
(16歳ー22歳)
清華美術大学付属高校 高校生
清華美術大学 大学生
×
岸 航志朗
(24歳ー30歳)
ベンチャーキャピタリスト
シンガポール在住
「安寿、俺はいちおう君の夫なんだから、本当のことを言えよ。君が本当のことを言わないと、俺は君の本当の気持ちがわからないだろう?」
私たちは愛し合って結婚したわけじゃない
そして、この結婚には期限付きの「契約」がある
海外で忙しく仕事をしている彼とは、一時帰国するつかのまの時間しか一緒にいられない
それでも私の心はとめどなく彼に惹かれていく
いつしか私は心の底から彼を愛するようになった
そして、私は知った
彼もまた子どもの頃からずっと孤独を抱えていたことを
私は愛する彼を守る
私の持てる「美しい力」のすべてを彼に捧げて
そして、今、ここで、私の本当の想いを伝える
「あなたを心から愛している」と
2022.3.21 START
2022.12.31 END
- あらすじ
- 絵を描くことが好きな白戸安寿は東京の団地で叔母の恵と二人で暮らす清華美術大学付属高校生。安寿は幼い頃に母を亡くし、父の顔を知らない。岸航志朗はシンガポールを拠点にして世界中を飛び回るベンチャーキャピタリスト。突然、ふたりはある予言に導かれるかのように、画家である航志朗の父 岸宗嗣のアトリエで出会った。数々の試練を乗り越えて「本当の結婚」にたどり着くまでのふたりの六年間の愛の軌跡を綴ります。
目次
-
プロローグ
-
第1章 黒川画廊
-
第2章 ザ・ウエディング・バンケット
-
第3章 岸家へ
- 第4章 出会い
-
第5章 君は自分で自分自身を守らなければならない
-
第6章 ニースにて
- 第7章 契約結婚 ──安寿の長い一日
- 第8章 七日間だけの新婚生活
- 第9章 彼と一緒なら私は強くなれるかもしれない
- 第10章 オアフからミラノへ
- 第11章 スイート・サマー・バケーション
- 第12章 高校生活最後の日々──あなたを待っている
- 第13章 ザ・グラデュエーション・セレモニー
- 第14章 合同制作
- 第15章 遅ればせながらの新婚旅行
- 第16章 目を閉じて
- 第17章 「永遠の恋人」
- 第18章 二十歳の誕生日と二回目の結婚記念日
- 第19章 門外不出の絵
- 第20章 黒い血の邂逅
- 第21章 最後の試練
-
第22章 空の彼方へ
-
エピローグ
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