『愛してる』を君に
そんなある日の昼休み。

いつものように2人でお昼ご飯を食べていた。

「あ、そういえばさ」
ふと思い出したかのように、碧が話し始めた。

「大学、受かる前提で話すけど。俺、大学に近いところに引っ越すつもりなんだ。雪も一緒にどうかと思って。」

思ってもみなかった言葉に驚いた。

「行く!!」
私は喜んで答えた。

「よかった。ありがとう」
碧はほっとしたように微笑んだ。
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