拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)




「ん~…どっ…ぐあ~~~っ(言葉にならない叫び)」


「あ、噂をすれば朝比奈那月」


「えっ!?」



莉真ちゃんの声に慌てて奇声を止めて顔をあげると、前から柊平くんと歩いてくる朝比奈くんの姿が!




昨日の朝、朝比奈くんに冷たくされたのを最後に朝比奈くんとは一言も話していない。


どうしよう…話しかけちゃう!?いいよね別に!?話しかけるくらいいいよね!?




「あっ朝比奈くん!ヤッホー☆」



「………」




無視!!!





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