拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)
「ああああああ朝比奈くん、わわわわ私のことが、好きなの!?」
「…だからそー言ってる」
「ああああああ朝比奈くんわわわ私のこと「だからそうだって!!」
うそでしょ。
「…カメラどこ?」
「ドッキリじゃねーよ」
だって。
信じられないよ。
朝比奈くんが私のこと好き、とか…!!
呆然とする私を見て、朝比奈くんが気まずそうに視線を逸らす。
その顔は…真っ赤だ。
急に実感がわいた。
いや今でも到底信じられないけど。
朝比奈くん…私のこと…好きなんだ!!!