拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)





「……那月~」



柊平がおそろしくニヤけた顔で話しかけてくる。



「金曜日お泊まり「黙れ」


「ついに那月も童貞卒ぎょ「だから黙れって!」




「…ふーん?マッリジブルーはそーゆうこと?もしかしてこのことを昨日考え込みすぎて睡眠不足とか?」



「………」




柊平が鋭いのか、俺が分かりやすいのか、どっちなんだ…。





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