拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)




「どーしたの莉真ちゃん?あっ、もしかして明日のお泊まり会莉真ちゃんも参加したいとか!?」



「そーじゃなくてー…」



莉真ちゃんは私の耳元に顔を近づけると



「カップルでお泊まりするってことはつまり……」



「………!!??」




な、な、


……なんですと!?





「そっなっだっ、でも私たちまだ未成年ですし!!!!!」


「水萌声でかい!」




莉真ちゃんが人差し指をたてて「しっ」と私を睨んだ。




「水萌は全然そーゆーつもりなくても…きっと朝比奈くんは何かしら考えてると思うよ?」




何かしら!?何かしらって何!?




< 156 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop