拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)
小さな声だったけど私にはバッチリ聞こえてしまいましたよ。
「ぐっ…ぐふふふふふふ~♡」
「きもい笑い方すんな」
「だって~嬉しいもん!そっか!朝比奈くん私に興味あるんだ~!」
嬉しくてバシバシ朝比奈くんを叩くと、
「いってーな」
朝比奈くんが私の手首をつかんで止める。
ぐっと2人の距離が縮まった。
「興味あるどころか好きなんだけど」
「…っ」
「わかってる?」