拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)
あ、と思ったときには朝比奈くんの瞳がすぐそこにあって
深く重なった唇。
まるで食べられちゃうみたいなキス。
角度を変えてどんどん深くなっていく。
「んっ…」
苦しくなって朝比奈くんの腕をギュッと握った。
朝比奈くんの体がビクッと震えて
「…こっちは我慢してたのに」
ゆら、と朝比奈くんが熱に浮かされたように私を見下ろす。
「煽ったのは宮原だから。責任とれよ」
「あっ、さひなく…!」
朝比奈くんの手がするりとパジャマの裾から入り込んできた。