拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)





く、と朝比奈くんが唇を噛んだ。



「また煽る…」



押し付けるようなキスがふってくる。




いったい今日何回目のキスだろう。




「ん…朝比奈くんってキス嫌いなんじゃなかったの…?」



「…は?なんで…?」




心底、心外そうな朝比奈くんの声。




「だって朝比奈くんからすすんでキスしてくれたこと一回もなかったし、いつもキスした後気まずそうな顔してたし…」



「だから…それは。…いい加減気づけって」




チュ、啄むようなキス。




「止まんなくなりそうだったから。…抑えんのに必死だった」




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