拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)
「とか言って屍状態になってんじゃん」
「だって今この瞬間にも2人楽しくキャッキャウフフランチしてるかと思うと…ぐっ…むっ…胸が…潰されそうで…呼吸が…!!」
「未練タラタラだね~」
非常階段の踊り場で。
柊平くんが呆れたように笑う。
「今日は2人っきりでランチしたいの!って誘われたときは喜んじゃったのにさー、なるほど、こーゆうことね」
「だって今まで莉真ちゃんと2人でご飯食べてたから、教室でぼっちご飯になっちゃうし…」
「ま、俺はいーけどね?
水萌ちゃんみたいな可愛い子と2人きりでランチなんて、いつでも大歓迎」