拝啓 突然ですが大好きです!つきましては私と交際をして頂きたくこの文書を送付させて頂きま(以下省略)
モテモテ男も告られる!





「あれ?朝比奈くんは?」



昼休み、いつものように莉真ちゃんと一緒に屋上に行くと、柊平くんが一人でコーラを飲んでいた。


朝比奈くんに今朝怒ってた理由を聞こうと思ってたんだけどなー…




「あー那月?那月なら攫われたよ~女子に」



「…え」




女子?




「ちなみに年上美女巨乳」



年上美女…巨乳!?




「なんっ…何それ!?」



「昼休みになった瞬間突然教室来てさー、那月を攫ってどっか行った」



「なっ、なっ、何で止めなかったの!?」



「えー?だって別に、那月が女子に攫われるなんて日常茶飯事じゃーん?」




そ、そうなのか…やっぱ誘拐防止の登下校時の送迎は必須かもしれない…!!




「……もしかして…告白かな?」



「はは、それしかないだろーねー」




のんきに笑ってる場合じゃなーいっ!!!




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