メレンゲが焼きマシュマロになるまで。
「あの子と何でもないんなら、私がこの唇にキスしても構わないわよね?」
唇に熱い視線を感じる。
「は!?何言ってるんだよ!?離れ・・・。」
「暖人に何回か振られて、私、告白してきた色んな人と付き合ってみたの。でも、やっぱりピンと来なくて、皆私から別れを告げたの。」
玲美は真剣で苦しげな表情を見せた。冗談やノリで言っているわけではないのがわかる。
「一回だけでいい。今だけでいいから私のこと愛して、愛させて。そうしたらハルのこと諦めるから。あの子に言ったりしないし。あの子のこと嫌いな訳じゃないのよ。」
「だから俺はあいつとはもう・・・それに俺、もう誰とも付き合う気ねぇから。時計に人生賭けるんだ。」
「今だけでいいって言ったでしょ?いいわよ、付き合ってくれなくて。ずっと苦しくて、想いを断ち切りたかったの。10年も片想いしてるのよ?ハルに彼女が出来ても諦められないなんて、自分で自分にうんざりし続けてきたの。レオの件で荒れてるからとか、お酒飲んでるからとか、クリスマスイブだからとかの勢いで言ってるわけじゃないの。この恋を終わりにするにはそうするしかないんじゃないかってずっと思ってたのよ。」
そう言って彼女は俺をベッドに押し倒して、ダークベージュのファーマフラーを外し黒いノーカラーコートを脱ぎ捨てた。ストロベリーピンクのニットに包まれた主張が激し過ぎる上半身、見事にくびれたウエスト、ピュアホワイトの短いプリーツスカートからのぞく艶かしい太股。
完璧なプロポーションが甘ったるい香水の香りを纏い、妖艶過ぎる色香が広い寝室に充満していた。むせ返るような余りある色気に追い詰められてクラクラする。
まるでとことん贅沢にフルーツや生クリームやアイスを乗せたパフェを『どうぞ召し上がれ。』と目の前に置かれている気分だ。しかもご丁寧にスプーンに一番美味しそうなところをひと口乗せてくれて、口の前に差し出されているようである。口を開けるだけで、極上の甘さを味わえるに違いない。赤に紫メッシュの髪の彼女がベリーパフェに見えてきてしまう。
唇に熱い視線を感じる。
「は!?何言ってるんだよ!?離れ・・・。」
「暖人に何回か振られて、私、告白してきた色んな人と付き合ってみたの。でも、やっぱりピンと来なくて、皆私から別れを告げたの。」
玲美は真剣で苦しげな表情を見せた。冗談やノリで言っているわけではないのがわかる。
「一回だけでいい。今だけでいいから私のこと愛して、愛させて。そうしたらハルのこと諦めるから。あの子に言ったりしないし。あの子のこと嫌いな訳じゃないのよ。」
「だから俺はあいつとはもう・・・それに俺、もう誰とも付き合う気ねぇから。時計に人生賭けるんだ。」
「今だけでいいって言ったでしょ?いいわよ、付き合ってくれなくて。ずっと苦しくて、想いを断ち切りたかったの。10年も片想いしてるのよ?ハルに彼女が出来ても諦められないなんて、自分で自分にうんざりし続けてきたの。レオの件で荒れてるからとか、お酒飲んでるからとか、クリスマスイブだからとかの勢いで言ってるわけじゃないの。この恋を終わりにするにはそうするしかないんじゃないかってずっと思ってたのよ。」
そう言って彼女は俺をベッドに押し倒して、ダークベージュのファーマフラーを外し黒いノーカラーコートを脱ぎ捨てた。ストロベリーピンクのニットに包まれた主張が激し過ぎる上半身、見事にくびれたウエスト、ピュアホワイトの短いプリーツスカートからのぞく艶かしい太股。
完璧なプロポーションが甘ったるい香水の香りを纏い、妖艶過ぎる色香が広い寝室に充満していた。むせ返るような余りある色気に追い詰められてクラクラする。
まるでとことん贅沢にフルーツや生クリームやアイスを乗せたパフェを『どうぞ召し上がれ。』と目の前に置かれている気分だ。しかもご丁寧にスプーンに一番美味しそうなところをひと口乗せてくれて、口の前に差し出されているようである。口を開けるだけで、極上の甘さを味わえるに違いない。赤に紫メッシュの髪の彼女がベリーパフェに見えてきてしまう。