長い梅雨が明けた日
お風呂に入っている時におばさんが用意してくれた長袖のシャツと短パンが置いてあった。
濡れた制服は見当たらないが乾燥機が稼働してるから多分この中だろう。
用意してあった服を着ると少し緩かった。
だから優弥の服だとすぐに気付いた。
おばさんは私より背も低くて細いから多分サイズが合わなくて優弥の服を借りたんだろうな。
自分の家の洗濯物とは違う香りの服を着ると妙に気恥ずかしくなってきた。
……優弥っていつもこんな香りだったっけ?
なんて考えたら尚更気恥ずかしくなって考えるのをやめた。
さっさとおばさんの手伝いしよう。