長い梅雨が明けた日
* * *
翌日。
すっかり熱が下がったようで朝の天気とは裏腹に気分良く目覚めた。
のは一瞬だった。
目覚しが鳴る前に目を覚ました私が起きようと身体を動かすと反射的に身体を拘束された。
……まさか。
チラリと視線を下げると見えたのは私でない筋肉質な腕。
高校に入ってからはこんな事一度も無かったのにな…。
呆れながら拘束されてる腕の中で向きを変える。
モゾモゾと動いていたから優弥は寝ながら無意識にまた私を抱きしめた。
腰と肩に回った腕のせいで否応なく身体が密着した。
流石にこれは…
高校生にもなってこんな事…
翌日。
すっかり熱が下がったようで朝の天気とは裏腹に気分良く目覚めた。
のは一瞬だった。
目覚しが鳴る前に目を覚ました私が起きようと身体を動かすと反射的に身体を拘束された。
……まさか。
チラリと視線を下げると見えたのは私でない筋肉質な腕。
高校に入ってからはこんな事一度も無かったのにな…。
呆れながら拘束されてる腕の中で向きを変える。
モゾモゾと動いていたから優弥は寝ながら無意識にまた私を抱きしめた。
腰と肩に回った腕のせいで否応なく身体が密着した。
流石にこれは…
高校生にもなってこんな事…