世界No.1の暴走族と足が悪い一人の少女

奏斗「んじゃぁ…移動しますか…」

可憐「そうだな!
 奏斗!花凜を頼んだぞ!!」

奏斗「はい!」


っておいおい…可憐兄は何もせんのかい!
まぁ良いけど…


奏斗「花凜、徠さんにも無理しないようにって言われてたし…
 車椅子で移動するか?」

花凜「うん!」

奏斗「よし!そうと決まれば…
 花凜、車椅子抑えててやっから移れるか?」

花凜「多分?」

奏斗「何で多分なんだよ!!」

真琴「別にいいじゃないの…」

奏斗「そうですね…真琴さん…」


奏斗と可憐兄って、真琴姉さんには弱いよね…
アハハハ…
ほんと苦笑いしか出来ないよ…


真琴「花凜、私の肩に掴まって!」

花凜「うん!」


真琴姉さんに支えてもらいながら車椅子に移ることが出来た…
うん、本当に真琴姉さんは誰よりも優しいよ…


花凜「真琴姉さん、ありがとう!」

真琴「いえいえ、どういたしまして!
 可愛い妹のためだもの…」


妹だなんて…気が早い…

( ((ボソッ それを言うなら花凜ちゃんもでしょうが…
(あ…気づかれる前にササッと帰ろ〜) by 作者)

?なんか…作者さんがいたような気がするけど、気のせいかな?


奏斗「じゃぁ…行きますか!」

可憐「だな!」

真琴「奏斗。今までどおり車椅子、押してあげなよ!」

奏斗「はい!((ニコッ」


奏斗は優しいし、素直で良い子なんだよな…
奏斗のそういうところが好き!
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