世界No.1の暴走族と足が悪い一人の少女

ってなわけで…
奏斗に支えてもらいながら、理事長室前に来たわけですが…
誰がノックするの?

 コンコン

って思ったら、真琴姉さんがノックしてくれた…

 ガチャ

誠也「花凜〜!待ってたぞ!」

真琴「お父さん?(黒笑)」

誠也「ごめんなさい…」


相変わらず…
誠也さんも、真琴姉さんには弱いよね…


誠也「改めて、退院&復学おめでとう!」

花凜「誠也さん、ありがとう!」

誠也「2,3年はクラスに行きなさい!」

嵐龍幹部・楓斗「はい!(うん!)」

奏斗「誠也さん、なんで俺らは残ってるんすか?」

誠也「楓斗以外の楓凜幹部は同じクラスだろ?」

奏斗「そうですけど…」


あ…誠也さんはね?
真琴姉さんのお父さんであり、私立葉月学園の理事長なんだよ!
んで…奏斗達がなんで敬語かって言うと…
誠也さんは楓凜初代副総長だからだよ!
緑髪で、オレンジ色の瞳なの!


誠也「まぁ…いとけ!
 もうちょっとで分かるから…」

爽斗「もしかして!」

 ピンポンパンポーン

誠也「1-S担任 白城先生、1-S担任 白城先生、10秒以内に理事長室に来てください。
 さむないと…?分かってるよな?」

 ピンポンパンポーン


楓凜幹部「やっぱり…」

誠也「8、7、6、5、4、3、2」


やっぱり、この呼び出し方なんだ…
ってか、やっぱり朔夜さんが担任か…やったね!
ってことは…2年ぶりにみんなに会える!!

そうか!奏斗達も小学生時代から同じクラスだった…


朔夜「ハァハァ…誠也…この呼び出し方はやめろって…言ったよな?ハァハァ…」

誠也「流石、楓凜初代幹部」


朔夜さん、息整ってる…早い…


朔夜「それは関係ねぇ!!」

誠也「それより…朔夜、姫がいるぞ?」


誠也さんに指さされてる…
あ…なるほどねぇ〜


朔夜「花凜!久しぶりだな!」

花凜「朔夜さん、お久しぶりです!」

朔夜「見舞いに行ってやれなくてごめんな?」

花凜「大丈夫ですよ!((ニコッ
 奏斗達がいてくれたから頑張れたので!」

朔夜「そ、そうか…
 それは良かったな!」

花凜「はい!」

朔夜「ところで車椅子は?」

奏斗「今日は歩いて行くってなって…」

朔夜「なるぼどな…
 そういや、教室にいなかったのはこういうことか…」

誠也「まぁ…花凜が今日から復学だからな…
 今年からもよろしく頼んだぞ!朔夜!」

朔夜「あぁ!」


あ!朔夜さんはね!私達の担任なんだよ!
あと…楓凜初代幹部なの!
黒髪で、茶色の瞳なんだ〜


朔夜「じゃぁ…お前ら、教室に行くぞ!」

楓凜幹部「はい!」

朔夜「奏斗、花凜を連れていってくれるか?」

奏斗「もちろんですよ!」

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