○○の嫉妬
放課後。
「春美ちゃんって冬真が好きなの?」
「うん。海くんは?」
「夢愛ちゃんって人。分かる?」
「うん。あの可愛い子でしょ?」
「そう。その人。」
「そうなんだ。でも私と2人でいていいの?」
「俺のことどうせクラスメイトとしか思ってないんだし。」
「報われない恋、か。」
「そっちも俺といて大丈夫なの?」
「海くんといたって嫉妬してくれるわけないし。」
私が言った言葉に海くんはびっくりしている。
「そうかな?嫉妬するんじゃない?俺飲み物買ってくるわ。」
「は~い。待ってるね!」
と私が言ったら海くんは外へ出た。