ある雪の降る日私は運命の恋をする-short stories-
家族旅行
「朱鳥!!休み取った!!」
それはいつも唐突だ。
お医者さんだから、毎日忙しくて急になっちゃうのかもしれないけど、その発言にはいつも驚かされる。
「いつ?今度のお休みは何する?」
楓摩はいつも、お休みの時は家族で過ごす時間をつくってくれる。
私はその時間が大好きで、いつも心待ちにしてた。
「明後日からだよ。この前、動物園連れていくって言って、結局呼び出しされて行けなくなっちゃったからさ、今度は遊園地にしようかなって。」
「ほんと!私も、遊園地楽しみ!!」
そう言うと楓摩は、照れたようにモゾモゾし出す。
「?」
「…い、いや。そんなに素直に喜んでくれると、なんか照れくさくなっちゃって//」
「ふふっ、だって嬉しいんだもん。みんなで一緒にいられる時間があるだけでも幸せなのに、楽しい所にもいけるなんて贅沢すぎるくらい」
「そっか。朱鳥と子どもたちが喜んでくれる姿見られるなら、俺も嬉しいよ。」
そう言って楓摩は、私の頭をぽんぽんと撫でてくれる。
今は寝てる3人に明日伝えるのが楽しみだ。
それはいつも唐突だ。
お医者さんだから、毎日忙しくて急になっちゃうのかもしれないけど、その発言にはいつも驚かされる。
「いつ?今度のお休みは何する?」
楓摩はいつも、お休みの時は家族で過ごす時間をつくってくれる。
私はその時間が大好きで、いつも心待ちにしてた。
「明後日からだよ。この前、動物園連れていくって言って、結局呼び出しされて行けなくなっちゃったからさ、今度は遊園地にしようかなって。」
「ほんと!私も、遊園地楽しみ!!」
そう言うと楓摩は、照れたようにモゾモゾし出す。
「?」
「…い、いや。そんなに素直に喜んでくれると、なんか照れくさくなっちゃって//」
「ふふっ、だって嬉しいんだもん。みんなで一緒にいられる時間があるだけでも幸せなのに、楽しい所にもいけるなんて贅沢すぎるくらい」
「そっか。朱鳥と子どもたちが喜んでくれる姿見られるなら、俺も嬉しいよ。」
そう言って楓摩は、私の頭をぽんぽんと撫でてくれる。
今は寝てる3人に明日伝えるのが楽しみだ。