ある雪の降る日私は運命の恋をする-short stories-
今日は、いつもの業務にプラスして手術の見学が入っていた。
術者は染谷先生で、脳腫瘍の子の腫瘍の摘出手術だ。
朝から手術は始まって、ぶっ続けで夕方まで。
とても難易度の高い手術らしく、かなり長い時間が予定されていた。
俺らが参加するのは、手術が始まってから少し経ってから。
最初の基本の部分からではなく、難しくなってくる部分からの見学になる。
だから、朝のうちにある程度業務を終わらせておかないと夜に予定が全部詰め込まれることになる。
俺と陽向が医局に着いていつものように業務を始めていると、しばらくしてからさっきよりも顔色の悪く見える白井くんが頭を押さえながらやって来た。
「……白井くん、大丈夫?顔色悪いよ…」
「…大丈夫。」
それだけいうと、エナジードリンクをグッと煽ったかと思うと、すぐに仕事に取り掛かり始めた。
くま凄いし、寝てないのかな
倒れたりしないかな…
杞憂だといいんだけど……
術者は染谷先生で、脳腫瘍の子の腫瘍の摘出手術だ。
朝から手術は始まって、ぶっ続けで夕方まで。
とても難易度の高い手術らしく、かなり長い時間が予定されていた。
俺らが参加するのは、手術が始まってから少し経ってから。
最初の基本の部分からではなく、難しくなってくる部分からの見学になる。
だから、朝のうちにある程度業務を終わらせておかないと夜に予定が全部詰め込まれることになる。
俺と陽向が医局に着いていつものように業務を始めていると、しばらくしてからさっきよりも顔色の悪く見える白井くんが頭を押さえながらやって来た。
「……白井くん、大丈夫?顔色悪いよ…」
「…大丈夫。」
それだけいうと、エナジードリンクをグッと煽ったかと思うと、すぐに仕事に取り掛かり始めた。
くま凄いし、寝てないのかな
倒れたりしないかな…
杞憂だといいんだけど……