御曹司の恋の行方~和菓子王子編~
ベリーヒルズビレッジにあるレジデンス。
エントランスから高級感が漂い、何度来ても緊張する。
低層で、戸数も少なく限られた者しか住めないが、このレジデンスの持ち主が遥の祖父なのだから驚きだ。
いつもの様にコンシェルジュデスクに向かうと顔見知りのコンシェルジュ達。
「木下様、お帰りなさいませ」といつも声を掛けてくれる。
「ただいま」と悠里もいつも返事する。
「西園寺様からご伝言で、少し帰りが遅れるから先に入っていてほしいとの事です」
コンシェルジュの管理する来客者用のキーを差し出される。
「わかりました。ありがとうございます」
と悠里は受け取り部屋に向かうのだった。
エレベーターに乗り込み、カードを差す。
セキュリティ上、差し込んだカードの階にしか行くことが出来ない。
遥の部屋は、最上階の12階。
エレベーターを降りるとフカフカの絨毯が敷かれた廊下には重厚な扉が2戸だけだ。
そう、この階は遥と公造の部屋しかないのだ。
エントランスから高級感が漂い、何度来ても緊張する。
低層で、戸数も少なく限られた者しか住めないが、このレジデンスの持ち主が遥の祖父なのだから驚きだ。
いつもの様にコンシェルジュデスクに向かうと顔見知りのコンシェルジュ達。
「木下様、お帰りなさいませ」といつも声を掛けてくれる。
「ただいま」と悠里もいつも返事する。
「西園寺様からご伝言で、少し帰りが遅れるから先に入っていてほしいとの事です」
コンシェルジュの管理する来客者用のキーを差し出される。
「わかりました。ありがとうございます」
と悠里は受け取り部屋に向かうのだった。
エレベーターに乗り込み、カードを差す。
セキュリティ上、差し込んだカードの階にしか行くことが出来ない。
遥の部屋は、最上階の12階。
エレベーターを降りるとフカフカの絨毯が敷かれた廊下には重厚な扉が2戸だけだ。
そう、この階は遥と公造の部屋しかないのだ。