御曹司の恋の行方~和菓子王子編~
遥の部屋の扉に向かおうとした時、隣の扉がガチャッと音を立て開く。
悠里は、まさか扉が開くとは思っておらずビクッとする。
出てきたのはもちろん公造だ。
「おお、悠里ちゃんではないか」
「こんばんは。お邪魔してます」
「遥はまだじゃろ?」
「はい。コンシェルジュで聞きました」
「ちょうどよい。わしの部屋でちょっとお茶をしよう」
「お祖父様。お出掛けする所ですよね?」
「悠里ちゃんとゆっくり会えるなんて中々ないから、この機会を逃さないぞ」と笑顔の公造。
「はあ」
「ほれほれ、入って入って」と公造に促される。
「じゃあ、お邪魔します」
公造は悠里を招きいれ、秘書に電話を入れる。
「ワシじゃ。出発は1時間遅らしてくれ」と言うだけ言って電話を切った。
それから、遥が帰って来るまで、公造と悠里はお茶と長谷屋の和菓子を楽しむのだった。
悠里は、まさか扉が開くとは思っておらずビクッとする。
出てきたのはもちろん公造だ。
「おお、悠里ちゃんではないか」
「こんばんは。お邪魔してます」
「遥はまだじゃろ?」
「はい。コンシェルジュで聞きました」
「ちょうどよい。わしの部屋でちょっとお茶をしよう」
「お祖父様。お出掛けする所ですよね?」
「悠里ちゃんとゆっくり会えるなんて中々ないから、この機会を逃さないぞ」と笑顔の公造。
「はあ」
「ほれほれ、入って入って」と公造に促される。
「じゃあ、お邪魔します」
公造は悠里を招きいれ、秘書に電話を入れる。
「ワシじゃ。出発は1時間遅らしてくれ」と言うだけ言って電話を切った。
それから、遥が帰って来るまで、公造と悠里はお茶と長谷屋の和菓子を楽しむのだった。