御曹司の恋の行方~和菓子王子編~
「パパに言いつけてやるわ」と言い捨てて出て行った。
「「「…」」」
「お騒がせして申し訳ない。続けさせてもらう」社長は、何事もなかった様に続けた。
発表も終わり、新入社員達が出て行った後の会議室では、社長と夕輝の姿が。
「何だあれ」
「夕輝が前に言っていた夕輝に好意のある子はあの子だよな?」
「ああ」
「すまん。あの子は知り合いの子なんだ。断ったんだがどうしてもと言われて、地方に配属になってもいいならと入れたんだ。父親も甘やかして育て過ぎたと後悔していてな。まさか、あそこまで常識がないと思わなかったんだ」
「勘弁してくれ」
「悪かった」
これで、ひかりの件は片付いたと思っていたが、思っていた以上に厄介な娘だったのだ。
「「「…」」」
「お騒がせして申し訳ない。続けさせてもらう」社長は、何事もなかった様に続けた。
発表も終わり、新入社員達が出て行った後の会議室では、社長と夕輝の姿が。
「何だあれ」
「夕輝が前に言っていた夕輝に好意のある子はあの子だよな?」
「ああ」
「すまん。あの子は知り合いの子なんだ。断ったんだがどうしてもと言われて、地方に配属になってもいいならと入れたんだ。父親も甘やかして育て過ぎたと後悔していてな。まさか、あそこまで常識がないと思わなかったんだ」
「勘弁してくれ」
「悪かった」
これで、ひかりの件は片付いたと思っていたが、思っていた以上に厄介な娘だったのだ。