御曹司の恋の行方~和菓子王子編~
部屋のキーを開け、悠里を促す。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
ふたりはリビングに入る。普通初めてこのレジデンスに足を踏み入れたらみんな部屋の豪華さに大騒ぎするのだが、悠里はキョロキョロする事もなく驚いてもいない。友達の部屋に慣れているのだろう。
「ソファに座ってて。コーヒー入れるから」
「すみません」
綺麗に片づいた部屋。何も触らない様に気をつけソファに腰掛ける。そして、さっきから『ドキドキ』して落ち着かない気持ちを必死で抑えるのだった。
辺りにコーヒーのいい香りが漂い始める。
そして、夕輝がソファの前のローテーブルにコーヒーを置いてくれた。
「あっありがとうございます」
「いえいえ。こちらこそ、突然ゴメンね」
「まだ、現実ではない様な気がしてドキドキが止まりません」
「実は、俺もドキドキしてる」
「え?」
「単刀直入に言う!ゆうりちゃんずっと前から君に恋している。君を探していた。好きなんだ」
「…エエッ??」
夕輝の告白が、あまりに突然過ぎて頭が真っ白になる。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
ふたりはリビングに入る。普通初めてこのレジデンスに足を踏み入れたらみんな部屋の豪華さに大騒ぎするのだが、悠里はキョロキョロする事もなく驚いてもいない。友達の部屋に慣れているのだろう。
「ソファに座ってて。コーヒー入れるから」
「すみません」
綺麗に片づいた部屋。何も触らない様に気をつけソファに腰掛ける。そして、さっきから『ドキドキ』して落ち着かない気持ちを必死で抑えるのだった。
辺りにコーヒーのいい香りが漂い始める。
そして、夕輝がソファの前のローテーブルにコーヒーを置いてくれた。
「あっありがとうございます」
「いえいえ。こちらこそ、突然ゴメンね」
「まだ、現実ではない様な気がしてドキドキが止まりません」
「実は、俺もドキドキしてる」
「え?」
「単刀直入に言う!ゆうりちゃんずっと前から君に恋している。君を探していた。好きなんだ」
「…エエッ??」
夕輝の告白が、あまりに突然過ぎて頭が真っ白になる。