御曹司の恋の行方~和菓子王子編~
一方悠里も、
「悠里、何かいい事あった?」と遥に聞かれる。
「報告しようと思ってたんだけど…」
「何々?」
「彼氏が出来たの」
「…エエッ!いつの間に」
「それが、この前遥のマンションに書類を持って行ったじゃない?」
「うん。私が忘れたせいで悠里に迷惑掛けたよね」
「それが、遥が忘れてくれたお陰で出逢えたの!」
「どう言う事?」
「レジデンスを出た所でぶつかったの!」
「何に?」
「王子に!」
「ヘッ?王子って、悠里大丈夫?」
「言い方が悪かったわね。和菓子王子に」
「エエ~長谷屋の和菓子王子?」
「そうそう。で、夕輝から告白されたの」
「夕輝!もう、そんな仲良くなったんだ」
「毎日、メールしてる」
「良かったわね!なるほど~」
「なるほどって?」
「悠里と前に長谷屋に行ったじゃない?」
「うん」
「その時に、王子が悠里を見てる気がしたんだよね」
「エエッ?そうなの?」
「その時は、あまり気にしなかったけど、今思えばね」
「遥に報告出来て良かった」
「悠里のお母さんも喜ぶわね」
「何かまだ言いそびれてる…」
「悠里、何かいい事あった?」と遥に聞かれる。
「報告しようと思ってたんだけど…」
「何々?」
「彼氏が出来たの」
「…エエッ!いつの間に」
「それが、この前遥のマンションに書類を持って行ったじゃない?」
「うん。私が忘れたせいで悠里に迷惑掛けたよね」
「それが、遥が忘れてくれたお陰で出逢えたの!」
「どう言う事?」
「レジデンスを出た所でぶつかったの!」
「何に?」
「王子に!」
「ヘッ?王子って、悠里大丈夫?」
「言い方が悪かったわね。和菓子王子に」
「エエ~長谷屋の和菓子王子?」
「そうそう。で、夕輝から告白されたの」
「夕輝!もう、そんな仲良くなったんだ」
「毎日、メールしてる」
「良かったわね!なるほど~」
「なるほどって?」
「悠里と前に長谷屋に行ったじゃない?」
「うん」
「その時に、王子が悠里を見てる気がしたんだよね」
「エエッ?そうなの?」
「その時は、あまり気にしなかったけど、今思えばね」
「遥に報告出来て良かった」
「悠里のお母さんも喜ぶわね」
「何かまだ言いそびれてる…」