御曹司の恋の行方~和菓子王子編~
何とかリビングに座った4人。
ダイニングテーブルに向かい合って座った。
「悠里、イマイチ母さんの言っている事がわからないが…」困惑したままの父。
「…」未だビックリしたままの母。
どうしていいかわからない夕輝。
そんな中、悠里が口を開く。
「こちらがお付き合いしている、長谷夕輝さん。お父さんは知らないかもしれないけど、和菓子の長谷屋さんの若旦那さんで、お母さんの言っている和菓子王子って皆から言われてるの」
「初めまして。長谷夕輝と申します。こちら、私が作った和菓子です。お口に合うかわかりませんがお召し上がり下さい」
「ああ。ありがとう。なるほど、母さんが前から話題にしていた和菓子王子本人なんだね」
「私自身、和菓子王子と言われている事を悠里さんに教えてもらうまで認識していませんでした」
「そうなの?」と母がやっと話に入ってきた。
「はい。普段お店では若旦那と呼ばれていますので」
「確かに、本人に和菓子王子って言わないわね。で、その王子が悠里の彼氏?」
「はい。かなり前にお義母様とお店に来ていただいた時に、私が悠里さんに一目惚れしまして、それからずっと悠里さんを想っていました。先日、偶然にもお知り合いになることが出来まして、自分の想いを伝えお付き合いさせていただける事になりました」
ダイニングテーブルに向かい合って座った。
「悠里、イマイチ母さんの言っている事がわからないが…」困惑したままの父。
「…」未だビックリしたままの母。
どうしていいかわからない夕輝。
そんな中、悠里が口を開く。
「こちらがお付き合いしている、長谷夕輝さん。お父さんは知らないかもしれないけど、和菓子の長谷屋さんの若旦那さんで、お母さんの言っている和菓子王子って皆から言われてるの」
「初めまして。長谷夕輝と申します。こちら、私が作った和菓子です。お口に合うかわかりませんがお召し上がり下さい」
「ああ。ありがとう。なるほど、母さんが前から話題にしていた和菓子王子本人なんだね」
「私自身、和菓子王子と言われている事を悠里さんに教えてもらうまで認識していませんでした」
「そうなの?」と母がやっと話に入ってきた。
「はい。普段お店では若旦那と呼ばれていますので」
「確かに、本人に和菓子王子って言わないわね。で、その王子が悠里の彼氏?」
「はい。かなり前にお義母様とお店に来ていただいた時に、私が悠里さんに一目惚れしまして、それからずっと悠里さんを想っていました。先日、偶然にもお知り合いになることが出来まして、自分の想いを伝えお付き合いさせていただける事になりました」