御曹司の恋の行方~和菓子王子編~
ショッピングモールからすぐの総合病院は、ベリーヒルズの住人から、芸能人やセレブ御用達のホテルの様な病院だ。
悠里は、初めて来る。
正面入口を入った所には、遥の住むレジデンスのコンシェルジュデスクの様な受付があり、病院の受付とは思えない。
「本日は、診察でしょうか?」と聞かれる。
「いえ。知り合いがケガをして治療中と聞いて来たのですが」
「整形外科ですね。患者様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
「長谷です」
「長谷様ですね。お調べ致しますので、入館書をお書きになって少々お待ち下さい」
夕輝の母の名前を聞いていないことを後悔した。そして、病院とは思えない雰囲気に困惑してしまう。
「お待たせ致しました。入館書をお預かりしても宜しいですか?」
「はい」
「木下様。長谷様は、ただ今2階整形外科の外来で治療中で御座います。こちらの入館証をお掛けになって、奥のエスカレーターより2階に上がっていただけますでしょうか」
「わかりました。ありがとうございます」
悠里は、慣れない病院の雰囲気にドキドキが止まらないまま2階に向かった。
悠里は、初めて来る。
正面入口を入った所には、遥の住むレジデンスのコンシェルジュデスクの様な受付があり、病院の受付とは思えない。
「本日は、診察でしょうか?」と聞かれる。
「いえ。知り合いがケガをして治療中と聞いて来たのですが」
「整形外科ですね。患者様のお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」
「長谷です」
「長谷様ですね。お調べ致しますので、入館書をお書きになって少々お待ち下さい」
夕輝の母の名前を聞いていないことを後悔した。そして、病院とは思えない雰囲気に困惑してしまう。
「お待たせ致しました。入館書をお預かりしても宜しいですか?」
「はい」
「木下様。長谷様は、ただ今2階整形外科の外来で治療中で御座います。こちらの入館証をお掛けになって、奥のエスカレーターより2階に上がっていただけますでしょうか」
「わかりました。ありがとうございます」
悠里は、慣れない病院の雰囲気にドキドキが止まらないまま2階に向かった。