【短編】 洋介と仲間たち
お父さん
「洋介!サッカーやろうか!」
洋介
「うん、やるよ。サッカーやる!僕ちゃんと蹴れようになったよ。見てて!」
お父さん
「おぉー上手くなったじゃないか」
洋介
「今度は、あの桜の木にあてるね」
お父さん
「ん…洋介ちょっと待ちなさい!」
洋介
「どうしたの?」
お父さん
「僕は、どこの子?こっちに来てサッカーやらないか」
あの日は、お兄ちゃんと三人でサッカーをやった。楽しかったなぁ。
洋介は、五年前の事を思い出していた。当時は、まだ四歳で甘えたい年頃だった。
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