【短編】      洋介と仲間たち
□激闘編

飛行船




洋介が病院から出てくると、待っているはずのロナウドたちが、だれもいなかった。



洋介
「ロナウド!どこにいるの?お父さんを助けたいんだ!でも、アメリカは海の向こう…。僕には、どうすることもできない。ふぇーん…」



その時です。空から十メートルはあるだろう大きな猫型の船が洋介の前に降りてきました。顔は猫で、尻尾もあり、翼はお腹の肉を延ばしたようです。その他は船の形をしていました。



ロナウド
「わたしだよ!洋介!」



帆には、洋介と仲間たちの絵が描かれていました。



洋介
「ロナウドなの?」



ロナウド
「洋介!驚いたか?」



洋介
「わぁー、すごい!」



ロナウド
「アメリカに行くため超変身したんだ。さぁー乗って!」



ロナウドは、洋介を病院に見送ってから、船のイメージを膨らませ超変身したのだった。





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