【短編】 洋介と仲間たち
航海初日、洋介の家にいるはずのサムが海猫に化けて駆け付けました。
サム
「どうやら間に合ったな。俺もいっしょに行くぜ!」」
ロナウド
「サム、よく来た。洋介の家は大丈夫だろうなぁ」
サム
「ロナウド親分?声はしますが、どこですか?
ロナウド
「私は船に化けている。話す時は、船室や甲板にあるスピーカーで話すようになるからなぁ」
サム
「わかりました。超変身したんですね。私は、洋介の村から病院ある町まで瞬間移動して、その後は海猫たちに、ここまで案内してもらいました。洋介の家については、お母さんに全部正直に話しました。あんなにいい人にうそはつけません。最初は戸惑っていましたが、猫の姿に戻るとすべてわかってくれました。そして、洋介を守ってくださいと何回も頼まれました。
洋介、お母さんを大事にしろよ」
洋介
「サム、ありがとう!早く大きくなってお母さんを助けるんだ。これで心置きなくアメリカに行けるよ」
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