【短編】      洋介と仲間たち



猫神
「さぁ!ロナウド、バンビ準備はいいか?もう、普通の猫には戻れない!」



ロナウド
「わかってるよ」



バンビ
「かわいい妖精にしてね」


猫神の右手の先には、白く光る光玉が出来ていた。それをロナウドとバンビに向かって放つと二匹の猫は、あっという間に妖精になったのだった。ロナウドは、今までの三毛猫の毛並みだが、大きな真ん丸の澄んだ目と縦長の耳になっていた。お腹はポッコリと出ており体全体の大きさは優に二メートルは超えていた。一方、バンビは真珠の毛並みで目は丸く大きくなり、前よりも数倍可愛くなっていた。大きさは、丁度ロナウドの半分ぐらいである。





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