【短編】      洋介と仲間たち



昼間だと言うのに、辺りが急に暗くなりました。洋介以外は時間が止まったのです。



お母さんは、椅子に座って泣いたまま動きません。点滴を交換にきた看護師さんは、僕の頭を撫でようとした所で止まっています。



病室の柱時計は、12時5分を指していました



洋介
「ロナウドなの?ロナウドでしよう!」



その時です。どこからか光玉が現れるとすぐに洋介の背丈ぐらいの大きさになり、洋介を飲み込んだのです。



洋介
「えっ…!」





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