私は叶うはずのない組長に恋をしました

大樹編

大樹「お前よく傷だらけで起き上がれたな」


奏「……まだあの世には呼ばれてなかったみたいで戻って来たんすよ」


大樹「そうか」


一花「有紗とは知り合いなの?大樹さんと奏は」


大樹「そうだ」


迅「綾波とどういう関係なんだ?」


大樹「何度も言うが言えない」


迅「なんでだよ」


?「それじゃあ質問を変えよう、奏と大樹は何があった」


奏「それは……」



?「俺たちの知らない間に何があった」



そう、この傷は仕事ではなく……有紗と奏を2人を守るため


大樹「変なやつに奏が絡まれて刺されただけだ」



?「いや、ありえない、それだけでお前らがこれほど傷だらけになるはずがない」


?「もしかして、さっきの女が関係あんのか?」


?「お前らが教えないなら意地でも俺たちは調べる」


奏「な!」


?「お前らは俺たちの仲間だ、知る権利はある」



大樹「……」


これまでか


奏「どうかな調べないでください!!!!!!!!!」


全員「?!」


大樹「奏……」


奏「俺たちから自分の口でいえる日までどうか知らないフリをして下さい!……」


迅「お前だけの……」


大樹「俺からもどうか頼む、」


?「そこまでして守りたいんだな」


奏「はい」


?「分かった」


全員「?!」


?「いいのか?」


?「仲間を信じないなんてありえねぇだろ?」


奏「ありがとうございます‼︎」



  絶対に何があっても守るから



         END
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