私は叶うはずのない組長に恋をしました
スタスタ……
有紗「……」
スタスタ……
有紗「……」
どうしよう……早速迷った……どこら辺かちゃんと見るんだった〜もう先生の話とか始まってるよね……やばいな〜
有紗「お兄ちゃんに言おうかな……」
?「君新入生だよね?」
有紗「え……はい」
?「こんな所でてめぇなにやってんだ?」
こわ!
?「おいーそんなに低めの声で話しかけたら怖がるだろ」
?「ちっ!」
?「こいつは無視していいから笑それでどうしてこんな所に?」
有紗「実は教室がどこにあるのか分からなくて、迷いました」
?「は?お前看板見てなかったのか?」
有紗「見るの忘れてました……」
?「バカか」
?「こらこら、教室案内するよ、何組かは覚えてる?」
有紗「2組です!」
?「うわ〜ここ……3階だよ」
有紗「え……」
?「1年は普通は2階だからな」
有紗「そうなんですね」
有紗「ご親切にありがとうございます!」
?「……」
私は頭を下げてダッシュして教室に向かった
?「あのこ面白い子だったね」
?「普通」
……後ろから入ろうかな……
ゆっくりと後ろのドアを開けたつもりが先生は何故かすぐに私にきずいた
?「ようー新入生〜」
え、なんか私やばい気が……
?「初日から遅刻とはいい度胸してんな」
有紗「ち、違うんです!!これにはわけがあって」
?「どんな!訳だ?」
有紗「ちゃんとクラスを見ていてなくて迷ったんです!」
?「迷ったのかよ」
有紗「はい……」
?「はぁーそれが理由なら仕方ない、次は迷うなよ」
有紗「はい!」