可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。〈君と付き合います編〉

鈴くんって、なんなの?


 ん〜まだ眠いなぁ……。


 ん?ってか、もし、おぶられたりしてたら……私……!?重くなかったかな!?しかも、普通の男の子より小さいから、余計に重く感じちゃったかも!?

 考えるとドンドンと顔が赤く染まっていく。

「あ、起きたのか」

 お兄ちゃんが部屋に入ってきた。

「お兄ちゃん?」

「ああ。さっきあのス……」
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