可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。〈君と付き合います編〉
「はぁ。僕が限界だから離してあげる。」

「あ、ありがとう……!」

 パァッと笑みが溢れたと共に、寂しさも溢れ出した。

 “好きな人”には、やっぱり触れていたいんだなぁ……。

「明日学校遅めに来てください」

「え?どうして……?いいけど……」

「じゃあそゆことで」

 すると、鈴くんは走って帰って行った。

 な、なんだったの……?!

 ナゾ過ぎるよ……。
< 29 / 42 >

この作品をシェア

pagetop