オネエ社長に溺愛されています
桐谷さんが社長室の前に立ちノックをした
そしてドアが開かれた

「失礼します」

桐谷さんの後ろについていく

目の前にはさっき入社式で挨拶をした
社長がいた

やっぱり綺麗
ヒールを履いてるから背が高く
たぶん履いてなくても高いと思う
それにしても足長っ!

パンツスタイルのスーツを着て
サラサラのロングの髪の毛
絶世の美女だ〜

「大前胡桃さんです」

「…………………」

「大前さん⁇」

紹介されたのに
社長に見惚れてた〜

「お…大前…く…胡桃です
よろしくお願い…します」

膝に額がくっついてしまうんじゃないかと
思うくらい頭を下げた

それにめちゃくちゃ片言
恥ずかしい///

社長は私の目の前に立ち

「よろしくね胡桃♡」

いきなり"胡桃"って呼び捨て⁇
それに驚き身体を起こした
社長は満面の笑顔だった

桐谷さんが

「では…失礼します
これから大前さんに色々説明が
ありますので」

「わかったわ
じゃあ後でね胡桃♡」

ウインクをする社長

桐谷さんが頭を下げたので私も頭を下げた

そして社長室を後にした










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